続・家づくりの玉手箱 2020.02.17

『シンボルハウス』に暮らすということ

早いもので、独立して1年余りが経ちました。

 

あこがれて、あこがれて、建ててもらったシンケンの家に妻とふたりで住んでいます。皮肉なもので、実は会社を離れてからの方が家をじっくり味わうことができています。「この時期、この時間にここが陽だまりになるんか…」とか、「ずーっとここに座ってごはん食べてたけど、こっち向いて食べたほうがなんか美味いぞ」とか、発見はとどまることはありません。

 

かれこれ住み始めてもう18年目になる訳ですが、やはりいい家とは時を経てなお、まだまだその力量をうかがわせるのだと今にして感じ取れるようになりました。仮にも住まいづくりを生業にしてきた自分が、十数年同じ家に住んでいて今頃になって気付くとは・・・」と思うことしきりです。

 

また、先入観とはおそろしいもので、どんなに日常のインプットがあってもすぐには反応できないものなんですね。やはり何事も実際に自分でやってみないと、感じ方そのものを拡げていくことが出来ないものだなあとつくづく感じます。

 

時間と共に移ろう普段暮らしの楽しさをお伝えすべく、2008年に書籍『家づくりの玉手箱』を発刊してから10年も経ってしまいました。たくさんの方にお配りしましたので、いまだにいろいろな場所で目にすることがあってハッとします。

 

最近、各地でお会いする工務店さんの社長やスタッフの方から「あっ!本持ってます!」「事務所の机の本棚にあります!」とか言っていただけたりして嬉しいやら、恥ずかしいやらです。何しろこの本、家の中全部丸出しですから。

 

 

ご興味のある方は、こちらからPDF抜粋版のダウンロードができます。

 

先日、何年ぶりかに自宅で家族が揃いましたので恒例の定点撮影を8年ぶりに。並べて見てみると、移ろうものと移ろわないものがどちらも写っています。

 

このコラム【■続・家づくりの玉手箱】シリーズは、書籍『家づくりの玉手箱』の続編です。夫婦ふたりがシニアステージに移っていく頃、住まいで感じる豊かさを少しずつご紹介できればと思います。

 

↑2020|最近の女子たち

 

↑2010|書籍制作の頃の妻・長女・次女

 

↑2004|入居当時の妻・長女・次女(小さい次女は椅子の上にしゃがんでいます)

 

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