その人数もこっそりおしのびの方もあれば、多い時は大型バス2台もの大見学ツアーで来られることも。
最初の頃は、ご近所の方々も「何事か?」と騒然とされていましたが、そのうち慣れてしまわれたようでした。
当時、営業マンであった私は、お客様とのアポイントを優先して良いとのことでしたので、せっせと掃除はするものの、ご案内・説明は妻におまかせするパターンでした。そういう中で、いつでしたか「皆さんの見学の後にセミナーをするように」というオーダーがあったことがありました。
↑視察会は工務店社長の遠足です
忘れ得ぬ一言があったのは、その回だった思います。
何日も前から広報室のスタッフに手伝ってもらってkeynoteでプレゼン資料を準備して当日に臨み、大勢の百戦錬磨の強面たちの前で話し終え、その日は懇親会でも皆さんと一献酌み交わす流れになったあの夜のことです。
まず一次会、ほぼ全員参加の大宴会です。あちらこちらで紹介されたり紹介したりで名刺交換、お腹にはご返盃のお酒ばっかりでご馳走は入ってくる間もありませんでした。
たくさん残ったご馳走を横目に二次会へ。各地からの出張組がほとんどですから、誰も帰らずキャパのあるお店へ移動しました。
工務店の社長さんはこうしてエリア外に勉強に出向いて情報交換したりして、たまの息抜きをしたりしているのだなと知りました。
あたりまえと言えばあたりまえかもしれませんが、それぞれ会社の施工エリアが離れていて競合しない関係の工務店さん同士はとても仲がいいのです。このことはとても意外でした。
ホスト側の私はそれほど酔えず、ろくに食べれずのままでしたが、社長さん達はまた飲んで相当いい気分になっておられました。
ここらあたりでは座る場所が変化していき、仲良しが集まり会話の濃度がどんどん増していくのです。
それから数名の若手の幹部の方々と3次会へ。。。社長さん達がひけたところで、夜ふけの天文館でようやくぶっちゃけ話が始まるのです・・・
忘れ得ぬひとこと その1−2につづく